前回トルコのロマから生まれたトップベリーダンサーDidemについてお話ししましたが、
今回はそのDidemを見出したターキッシュの女王、Sema先生のワークショップを受けた
その時のワークショップでは、
振付ではなく踊りの基礎がメインで
ターキッシュロマにはジルが欠かせないということで、
生活に密着したダンスムーブな
※ ジルとは指につけて鳴らす小さな
シンバル(フィンガーシンバル)
エジプトではサガットと呼ばれる
生活に密着したダンスムーブとは、
例えば
『
だったり
『花を手で現すハンドムーブ』
等でとても興味深かったです。
後から調べたら、他にも
・鍋をかき混ぜる
・小麦の粉を弾く
・汗を拭う
・楽器の演奏をする真似
などあるそうです。
ショーのスタートで、
喧嘩をしたり、
ブログ2回目に書いていた私がジプシーフュージョンを踊った時の
演技から踊りがスタートし
という演出が入って
ジプシーならではの表現なのでした♪
LAで活躍中の日本人ダンサーShirin先生が来福され時にも、
お腹が大きくなる手の表現を
全く同じように、お腹を前に出すような骨盤の動きをしながら日本と同じようなジ
Shirin先生は毎年のようにトルコを訪れ、ターキッシュベリーダンスやトルコの文化に精通されており、
↓↓ターキッシュロマの踊りは
こんな感じ♪
Gösteri Ekibiとはトルコ語でショーチームという意味
世界的に有名なターキッシュロマダンサーReyhan Tuzsuzと
演奏家Hüsnü Tuzsuzの兄弟
↑おそらく最初の方と40秒くらいのところに楽器を弾いているジェスチャーが入っています
(バイオリンを弾いているように見えますが実際そうかは定かではありませんが・・・)
↑1’30くらいのところターキッシュロマ独特の指の鳴らし方が出てきます
骨盤を前後傾させる動きと飛び跳ねるようなステップが特徴的ですね♪
あとは、また次回書きますが日本人には馴染みのなさすぎる8分の9拍子!!
私がその後ターキッシュロマを何度か踊ることになった時も
このリズムにはとても苦労ました(笑)
なんか1個多い!!って感じでなかなか体に馴染みませんでした。
生活に密着した動きやジェスチャーという点で言うと、
『朝起きてストレッチをしているしぐさのステップ』
『タバコの火を足で消すステップ』
などあり、生活と踊りが密着しているというか、
数百年の間、
寝ても覚めても音楽、踊りと共にある生活。
もしかしたら、好きとか嫌いとか、
私もそんな風に生きていきたいなぁ〜と思ったけど.....
あれ?
よくよく考えたら結構今それに近い感じで生きている気がしますね(笑)
↓イスタンブールのストリートでロマダンスをおどる男子
途中はレゲトン的な動きなのかな??
多分ターキッシュロマの動きではないと思うけど
誰か詳しい人いたら教えてください(笑)
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※ロマとはジプシーの呼称の1つで
(
民族ごとにその感覚は少し異なります
私の教室では、ジプシーであることに誇りを持って芸術活動をしている
アーティストの方々に敬意を表して、
そして一つのダンスの名称として、
ジプシーダンスという呼び方を使っています
もちろん差別的な意味合いは全くありません